海外駐在する方法
- 2020.03.31
- 海外駐在

会社に入社してから、しばらくしてから、海外の仕事がしたい、海外で働きたい、そして、一度は海外に住みたい!って思うようになりました。
なぜそう思ったかというと、単純にいうと、日本に飽きたからです。海外ならもっと新しいことに出会えると思ったからです。つまり、おっさん化したんです。
子供のときは、すべての経験が初めての事が多いので、刺激的で楽しいですよね。歳を取るにつれて、その感覚も薄れ、新しいこと、面白いことが見つからなくなってきました。なんか、面白ことないかなー?が口癖に。
その答えが海外でした。
海外ならまだ経験したことない新しいことやワクワクするようなことがいっぱいあるんじゃないかと思い、海外への一人旅もはじめ、プライベートだけじゃなく海外の仕事をやりたいと思うようになりました。
といっても、僕のように英語もまったく話せない、入社してこれまで日本人としか仕事をしたことないやつが、海外の仕事をやるなんて事は不可能です。
海外の仕事をやってる人たちは、みんな帰国子女とか留学経験者で英語ペラペラです。
対して、僕は英語も本当にYesかNoで答えるぐらいか、海外旅行行った時のレストランでもThis one, pleaseぐらいしか話せないレベルでした。
でも、こんな典型的な義務教育の英語だけ学んだ純ジャパレベルの英語でもフィリピンで仕事ができるくらい、アジアでビジネスを行うくらいの英語は身につけることができました。
僕は何としても海外で働きたかったので、海外駐在をゲットするまでには戦略を立てて、実行しました。
純ジャパが海外駐在をゲットとする方法
1. 海外事業がある会社で働く
当たり前ですが、まずは、海外向けの仕事をしている会社に入る必要があります。さらに駐在を狙うなら、海外に現地法人等の海外拠点を持っていて、日本から駐在人を送りこんでいる会社で働く必要があります。僕は、幸運にも新卒で入社した会社が海外事業もやっていて、現地法人も持ち、駐在員を送りこんでいる会社でした。
2. 特定分野でスペシャリストになる
海外へ送り込まれる人は、基本的には現地の管理を任される場合が多いです。だいたい、その場合は、40代以上が多いと思います。
英語ができなくて、20代、30代で海外駐在を狙う場合には、何かしらの専門性が必要になると思います。僕の会社の場合には、海外は営業拠点がほとんどなので、ある特定の技術分野、製品分野に詳しいとか、経理の専門とか、そのような人の方がチャンスが多いと思います。営業はローカルスタッフが対応する場合が多いですし、仮に日本からの駐在員でも帰国子女や留学経験者のライバルが多いので、英語が全く話せない人は、選ばれる確率は非常に少ないと思います。
おすすめは、特定分野、特定製品に詳しくなることです。ですので、日本国内でまずは、その仕事を数年やることをお勧めします。
できることなら、あいつ、優秀だなって思われるレベルくらいに専門性が磨けられればベストです。
僕は誰でも特定の分野だけやっていったら、他の人よりも秀でる事はできると思ってるので、必死にその分野の勉強を続けるように頑張りましょう。
3. TOEIC800点は取得する
英語が全くできないと思われていたら、なかなか選ばれないので、TOEICだけは800点以上は取って、こいつ、まぁまぁ英語できそうだな。と上司に思わせておく必要があります。実際には全然英語話せなくても良いです。まずは、TOEICだけ点数取って、英語できるフリだけしましょう。
TOEIC800を取るのはすごく大変そうにみえますが、実は、TOEIC対策の勉強をやれば、本当の英語力がなくても結構簡単に取れます。
僕も新入社員の時に受けたTOEICは420点だったんですが、駐在する前には800点までいきました。
でも、全然、このときは、英語聞き取れないし、話すこもできませんでした。
4. 海外の部署へ異動する
ここまで準備ができたら、あとは、上司に海外の部署への異動希望を伝えるというのが1番だと思います。
そこの海外の部署から駐在員を出しているかは非常に重要なので、事前にリサーチはした方が良いです。
ただ、優秀な人はなかなか他の部署に渡したくないという上司は多いと思うので、しつこく、海外志向を伝える必要があると思います。
実際、僕もしつこく伝え続け、上司が最後には折れてくれました。
もし、異動させてもらえない場合には、社内異動の制度なども会社によってはあると思うので、そのような異動制度を使うのも良いと思います。
専門性があり、TOEIC800あれば、海外の部署からも欲しいと言ってくれる場合が多いと思います。
5. タイミングを待つ
駐在員は基本的には交代制なので、前任者との交代が基本だと思います。
それ以外は、新規事業をやる場合などで、新規の駐在員が必要になる場合もあると思います。
なので、会社の判断で、決まることが多いので、駐在の希望を強く伝えつつ、チャンスを待つしかないです。
ただ、自分の新規事業を立ち上げて、自分で赴任するという方法も可能性はあると思います。
僕の場合は、タイミングよく新規事業があったのと、会社の元上司が会社へ後押ししてくれたお陰で駐在をすることができました。
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